A1360、A1361、および A1362:低ノイズでプログラム可能なリニア ホール効果センサー IC、調整可能帯域幅 (最大 50 kHz) およびアナログ出力付き

この製品はもはや製造しておりません。サンプル品は用意出来ません。ステータスは2016年6月1日に変更となりました。

電流計測などのリニア出力ホール効果検出の新しい用途では、精度の高さとセンサー帯域幅の増加の両方が必要となります。Allegro^® A1360、A1361、および A1362 プログラム可能リニア ホール効果センサー IC は、特にこの 2 つの目的を達成するよう設計されています。スルーホール SIP (シングル インライン パッケージ) で使用可能な A136x ホール効果センサー IC は、感度が良く、温度が安定しています。これらのデバイスの精度は、デバイスの VOUT ピンでプログラムできることによって向上します。A136x の FILTER ピンに接地するコンデンサは、デバイスの帯域幅を 50 kHz 未満の範囲で調整するために使用できます。

これらのレシオメトリック ホール効果センサー IC は、印加した磁場に比例する電圧出力を供給します。静止時出力電圧は、電源電圧が V_CC の 50% (双方向構成) または 10% (単方向構成) のいずれかでユーザーが調整できます。デバイスの感度は、0.7 ~ 1.4 mV/G (A1360)、1.4 ~ 4.5 mV/G (A1361)、および 4.5 ~ 16 mV/G (A1362) の 3 つの保証範囲内で調整できます。

各 BiCMOS モノリシック回路では、ホール エレメント、ホール エレメント固有の感度ドリフトを軽減するための温度補償回路、小信号高ゲイン増幅器、固定された低インピーダンス出力段階、および特許取得済みのダイナミック オフセット キャンセル技術を統合しています。

これらのリニア ホール効果センサー IC の機能は、自動車や工業用途における高い精度要件を満たすのに最適です。デバイスの仕様は、-40℃ ~ 150℃ の広範な周辺温度範囲で保証されています。